生きていくために必要な生計費とは

私たちが生きていくためには衣・食・住がなくてはなりません。しかし大昔の縄文時代のようにすべてを自給自足でまかなうことはほぼ不可能です。最低限の生活レベルを維持するためには、生計費用=お金がかかるのが現代の常です。


生計費の定義は人それぞれ

一言に生計費といっても、絶対という定義はなくそのラインが曖昧になっていることも多くあります。例えば何らかの持病を持っていて、定期的にある薬を服用しなければならない人にとってはそれらの治療費用や薬の購入費用は生計費の一部となりますし、郊外に住んでいて通信手段がないと病院にも行けないというような人は通信費用が生計の一部となるでしょう。しかし逆にそれらを必要とせずに生計費に含めなくても問題ないという人がいるのも事実です。

最低限生きていくために必要な環境を維持するための生計費を、大きく分類すると2つの費用に分けられます。


一律の出費がある固定費

住居を確保するために必要になるのが家賃や住宅ローンです。毎月決まった額を支払うことになりますので、これらの費用は固定となります。更に水道や電気、ガス代といった公共料金、電話やインターネット通信などにかかる通信・通話費用、車や自転車などの駐車場代、ガソリン代、その他にも毎月購入している書籍があればその費用などが固定費として挙げられます。保険や定期預金、財形なども定額の固定費となりますね。


家計を圧迫することも、節約することも可能な変動費

食費や衣類、日常品などの購入費用は月ごとに変わるものです。また冠婚葬祭が多い月であれば、それらの出費もかさみますし、連休や祝日が多い月であれば外食や交際費などの比重が多くなります。これらの生計費は常に変動するものとして挙げられますが、逆に言えば調節できる費用ともなり、先月は外食が多かったので今月は自炊をして食費を抑えるということもできます。但し、あまり省みずに購入費などのコストだけかけてしまうと変動する幅は大きくなるだけですので注意も必要です。


忘れがち!これも生計費

税金と社会保険料です。生計費を稼ぐ人の収入額や、その人の条件(扶養家族がいるなど)にもよりますが、国民であれば必ずあらゆる税金を支払う義務があります。また社会保険にも加入義務がありますので、これらの費用は必須です。

自給自足の生活に憧れる人もいるかもしれませんが、現在ではそんな自給自足を維持する際にもお金はかかります。生計費がどれだけかかるのか、例えば一年間の貯蓄額と、生計費として出費した額を算出し把握、管理することは大事なことです。



※上記以外に、税金と社会保険料があり、その負担は結構大きい